前回の更新はいつだろう、と思ったらなんと1月でした。
BXRが終わった直後ですね。

あれからCL大阪で1-2ドロップしたり、
宮城でチームメイトのおこぼれでCSP2点とったり、
公式大会でジャッジやったり、
公式大会でジャッジやったり、
公式大会でジャッジやったり、
公式大会でジャッジやったり。
柏のバトロコさんの大会でジャッジやったり、
あと、公式大会でジャッジやりました。


ほぼほぼジャッジしかやってねぇ…

プレイヤーとしてのHKは死んだのか、という声もチームメイトらから聞こえてきますが、
僕はまだ生きてます。ポケモンカードできます。
たまにジムバトルで3位くらいに滑り込んでちょっと多めにスリーブ貰うくらいの腕はまだあります。

さて、普段はTwitterに生息しているのですが、ちょくちょくDMでカードテキストやロジックの考え方に関する質問を頂きます。
脊髄反射的に答えるのですが、答えた後で「今サポートデスク営業時間だよね?」と気づいたりする事も多いのです。

普段Twitterをやらない人も、ルールに関する疑問がある人、エラーが起きた時の裁定が気になる事はあるかもしれません。
そんな時にサポートデスクに問い合わせるのが恥ずかしいと思ってる方、
夕方6時に起きて昼10時に寝てしまい、サポートデスクの営業時間に電話ができない方がいらっしゃれば、この記事にコメントを下さい
あくまでいちルールエキスパートとしてですが、なるだけわかりやすい解説をつけて、無理のない範囲で答えてみようと思います。

ルールに関する質問の他、公式大会/非公式大会でのジャッジの経験から答えられることも可能な限り答えていきたいと思います。

コメント

nophoto
母さん
2017年7月29日7:59

はじめまして
公式大会等のジャッジお疲れ様でした。
質問ですが、難しかった裁定ベスト3を教えてください。
あと、今年オーガナイザーを受験しようと思うのですが受験対策にやっていたこと、面接の対策はどんな事をしていたのか教えて頂けるとありがたいです。

HK
2017年7月29日9:07

>>母さん さん
難しかった裁定は沢山ありますが、
公式に報告した裁定をいくつか紹介させて頂きます。

★相手のアクションの誤認
プレイヤーAは、対戦相手がグッズ「バトルコンプレッサー」でトラッシュしたサポート「N」を使用したものと勘違いし、手札を山札に戻してしまいました。
→元の手札の特定が困難であったため、手札0よりスタートし、Aは警告としました。

【補足と所感】
対戦相手は山札からトラッシュするカード名を発声しており、それもエラーを引き起こす原因となったようです。皆さんも「フラダリの奥の手」がリリースされた時期、フラダリの奥の手の効果でお互いの山を切った後、サイドの枚数分山札を引きそうになった経験はないでしょうか。
 よく反復練習をしているプレイヤーほど、環境変化直後に反射的なミスプレイをしがちです。今後も、「お互いの山札を切る」動作を伴うトレーナーズが出るたびに「Nの動作」をしてしまうプレイヤーが出ることでしょう。確認する癖をつけたいですね。
 ペナルティに関しては、この行動からAが得られるであろうアドバンテージが極めて薄い一方で、失ったアドバンテージが甚大なことを鑑み、警告のみとしております。

★対戦準備時の手順不備
 プレイヤーBは対戦準備の際、じゃんけんに勝ちましたが、先攻/後攻を選ばずに最初の手札を引きました。
 Bに対して警告を与え、互いの手札をすべて山に戻した上で先攻後攻を決めさせて再開させました。

【補足と所感】
サンムーンシリーズよりTPCIルールとの統一が進み、先攻後攻決めのタイミングが変わりました。山札を切る前に先攻プレイヤーの決定を行うとルールにはありますが、シャッフルを行ってから先攻を決めるプレイヤーが多いのも事実です。
多くのプレイヤーがディールシャッフル・ファロー/ヒンズーシャッフルを行った後、相手にシャッフル/カットをさせる場面の前後に先攻後攻を決めています。ここらへんはルールに超厳密に沿って行うのであれば、シャッフル前に行うのですが、あまり浸透していないのが事実です。自分も互いのデッキをカットしてからじゃんけんを行うことが多いです。
ルール変更から半年ほど経過しているので、このケースのエラーは激減していると思いますが、基本のルールの変更があった際、どのようなエラーが起きうるのか、予防法はないかなどを考えておくとトラブルの対処が楽になります。

★サイドの誤取得
プレイヤーCは相手のポケモン(非EX/GX)を倒した際、誤ってサイドを2枚引いてしまいました。
次のCのターンに両プレイヤーが気づき、ジャッジへの申告がありましたが、その間に対戦相手はサポート「N」を使用し、Cもサポート「プラターヌ博士」を使用していました。
完全な巻き戻しは不可能でしたが、対戦相手の返しのNによりサイドから手札に加えたカードを使用するタイミングがなかったため、山札を一枚ランダムにサイドに置くことでサイド数をもとに戻しました。
アドバンテージの解消は行われていることから、Cにはサイドペナルティ1としました。


【補足と所感】対戦相手にも確認不足の警告をつけましたが、報告シートに記載漏れしていました。(選手のバトルシート裏面には記載しています)
この手のミスは巻き戻しが困難なことからサイドペナルティ複数を課すケースも多いですが、今回、ミスをした側が復元不能な部分でアドバンテージを得ているかを加味して裁定を出しています。
本来取得できないサイドを取得した時点で正しくないアドバンテージを習得しており、サイドペナルティは免れませんが、偶発的なミスかつ修復可能である場合、ゲームに致命的な影響を及ぼしているとは考えづらいため、サイドペナルティ1としました。

HK
2017年7月29日9:12

オーガナイザー試験対策について、まず聞かれるのではないかと思う質問
「オーガナイザーになって何をやりたいですか?」というテーマで誰かと一度話してみると面接がスムーズにいくと思います。
普段思っている事、取り組んでいる事、公式資格で更にできそうな事などを一度アウトプットしてみてください。

自分の場合、自分の周りのトーナメントレベルの向上を最初の目標に据えていました。
対戦相手がより強くなれる場を提供する事により、自分が更に強くなれると信じ、
その対戦環境の間口を広げるために公式資格を取りました。
その頃は権利戦にジャッジで参加する事など夢にも思いませんでしたが…
HK

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