とある所でとある人が言ってました。
無断転載は基本
「全部のデッキにレシバクのそれが通用すると思っている。」
「基本形をレシバクにとらわれすぎてるから、そうなる。」
おっと、コメントが赤くなってしまった。


基本形がレシバクになる気持ちはわからんでもないです。
レシバク、というよりバクフーンデッキが環境の中でどういうデッキであったかを考えるとその話はDP時代(もしかしたらPCG時代?)にまで遡ります。

DP時代の中心にいたカードはカイリキーでもガブCでもギャラドスでもありません。
ネンドール(DP4)だったと考えます。
ポケパワー「コスモパワー」により、毎ターン、ベルや新理論よりも強力なドローができて、なおかつハマナやミズキでのピンポイントサーチができた。
いわば手札が飽和してデッキを手札のサイドボードとして使えるような環境にみんなどっぷり浸かっていたのです。

そんなドロー中毒の中、いきなりユクシーやネンドールが使えなくなったら、みんなデッキの回し方がわからなくなってしまうのも無理はないと思うのです。
BW以降のスタンで遊ぶと、新理論が欲しくなる、アレに似ていると思います。

そんなネンドールが不在の環境で、2番手3番手に甘んじていた強力ドローソースが注目されるのも当然だと言えるでしょう。
キュウコン、ジバコイル、ヨルノズク。ここらへんのカードを皆こぞってデッキに投入しました。

2進化のジバコイルは立ってしまえば強力ですが、当時流行していたドンファンにリバースからのプラパ、というお約束の流れで潰されていきました。エンブオーがいない当時はジバダイルなんてのも流行っていましたが、やはりドロソを前提としたデッキでドロソを潰されると痛いです。

ヨルノズクは細かい手札調整に重宝されました。ヤンマランターンにヨルノズクが入って、レック潰しも兼ねてよく使われていました。

そしてキュウコン。炎エネ一枚をトラッシュして3枚ドロー。しかもその炎エネルギーはバクフーン経由で場に戻ってくる。
このバクフキュウコンはかなり流行しました。当時はレシラムのカードがなかったのですが、通常のバクフの撃つ120ダメージなど、強力な攻撃もガンガン撃てました。

キュウコンが立ってしまった後はドローとエネ供給の心配がほとんどなく、オゾンクライマックスも狙えるバクフキュウコン、このデッキタイプは後にレシバクキュウコンとなり、現在ではレシバクというデッキタイプに落ち着いたと言えるでしょう。

レシバクはDP環境からL環境にスムーズに移行できた数少ないデッキなのです。
そんなレシバクの回し方は環境の中でなんとなくプレイをすれば構築のテンプレートになりえます。

「超強力なドローで○○を立ててしまえば、次々と××を繰り出せる」
という置物を用いるスタイルは常に強かったはずです。例えば
「超強力なドローでカメックスを立ててしまえば、次々と3エネがついた水ポケを繰り出せる」
「超強力なドローでスピアーを立ててしまえば、次々とスピアーを繰り出せる。」
「超強力なドローでシビビールを立ててしまえば、次々とゼクロムを繰り出せる。」
「超強力なドローでトラッシュにコイキング3体を置いてしまえば、次々とギャラドスを繰り出せる。」(これはちょっと違うかな?)

場に攻撃力やエネ加速ギミックをプールしておけるタイプのデッキ全般に言える事ではないでしょうか。
それの現環境での構築テンプレートがレシバクであっただけで、それをサーナイトやシビビールに応用する事は批判しなくてもいいと思います。

何が言いたいかよくわからんと思うので一応まとめ!
・レシバクはDPから移行したプレイヤーがDPの流れで回しやすいデッキタイプ。
・置物を置いて山を掘っていくスタイルはレシバクに限らず、色々なデッキに応用できる

こんなところでしょうか。
レシバクというより、レシバクキュウコンの記事になってしまった感がありますが、多分大丈夫でしょう。

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HK

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